① すぐには決められなかった
弁護士に依頼すると決めたものの、
「誰にお願いするか」はすぐには決められませんでした。
何を基準に選べばいいのか分からなかったからです。
まとまったお金を用意できる状況ではありませんでしたが、
紹介という形ではなく、自分で選びたかったため、法テラスに直接相談へ行くことはしませんでした。
その代わり、法テラスと契約している弁護士を自分で調べました。
あわせて、モラハラや離婚の実績があることも重視しました。
気になった事務所の無料相談を予約し、実際に足を運びました。
② 1件目で心が折れた
最初に相談したのは、離婚問題と親権に実績がある弁護士でした。
けれど、モラハラやDVへの理解が薄く、
相談中の言動に精神的なダメージを受けました。
相談が終わったあと、
「もう無理かもしれない」と思いました。
1週間ほど落ち込みましたが、
それでも動かなければ状況は変わらないと、
気持ちを立て直して再び探し始めました。
今振り返ると、
あの経験があったからこそ、
「合わない」という感覚を大事にできたのだと思います。
③ 何件も相談するうちに、基準ができていった
限られた時間の中で状況や事情を伝える必要があったため、
改めて要点を整理し直して臨みました。
そして5〜6件ほど相談するうちに、
少しずつ自分の中で基準ができていきました。
・話を最後まで聞いてくれるか
・子どものことをどう捉えているか
・危険性を理解しているか
・こちらの不安を否定しないか
そして何より、
「この人の前でなら弱い部分も話せる」と思えるかどうか。
④ この人なら任せられると思えた瞬間
一度、「お願いしたい」と思える弁護士に出会いました。
けれど県外案件は受けられないとのことで、
信頼できる別の弁護士を紹介してもらいました。
紹介された弁護士のもとを訪ねたとき、
途中でやめたり、離婚の決心が鈍る人も多いと聞き、
本気なのかどうか確認されました。
その言葉に、
逆に覚悟が固まりました。
相談では、
想定される流れや起こり得ることを
ホワイトボードに書きながら詳しく説明してくれました。
淡々としているようでいて、
私の精神状態を考慮しながら整理してくれたこと。
「おひとりで戦うわけではないので大丈夫ですよ」
そう言ってもらえたとき、
緊張がほどけたのを覚えています。
子どもを守りたいという私の気持ちも、
きちんと受け止めてもらえました。
無料相談の時間内でも丁寧に向き合ってくれたことが、
大きな安心感につながりました。
⑤ これから弁護士を選ぶ人へ
実績や肩書きも大切かもしれません。
でも私にとって一番大事だったのは、
安心して話せるかどうかでした。
合わないと感じたら、無理に決めなくていいし
心が傷ついたなら、少し休んでもいい。
何件か相談するうちに、
自分に合う基準がきっと見えてきます。
そして、
「一人で戦わなくていい」と思える相手に出会えたなら、
それは大きな一歩だと思います。
関連する記録
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