*モラハラDVから子どもを連れて逃げた私が、4年半住所を隠して生きた理由*

1. モラハラDVに気づくまでの葛藤

モラハラDVの中にいた頃、私はずっと考えていました。

「これくらいで逃げていいのだろうか」
「子どもを連れて家を出るなんて、やりすぎではないか」

怖さも、不安も、迷いも消えないまま、
それでも私は、子どもを連れてその場を離れる選択をしました。

その後、約5年、住所を隠しながら生活することになります。

これは、特別な人の話ではありません。
うまくできた話でも、きれいな成功談でもなく、
ただ「生きるために選んだ現実」の記録です。

始めは、モラハラDVだという自覚はありませんでした。
ただ、いつも気を張っていて、
自分の考えや気持ちを口にするのが怖くなっていました。

そのうち、経済的にも精神的にも追い詰められ、決断をすることになります。

一番大きかったのは、
「子どもから父親を奪ってしまうのではないか」という不安でした。

決断してからも、
周囲からどう見られるか、
生活していけるのか、
何より「私の判断は正しいのか」が分かりませんでした。

何か劇的な出来事があったわけではありません。
ただ、このままの状態が続いた先に、
明るい未来を想像できなくなっていました。

住所を隠すという選択にも、迷いはありました。
大げさなのではないか、と自分でも思いました。

それでも、当時の私にとっては
「安心して眠れること」が何より必要でした。

今でも、あの選択が「正解だった」と言い切れるわけではありません。
ただ、「あのとき離れなければ、今の自分はいなかった」とは思います。

今、判断できなくても大丈夫です。
迷っていること自体が、
自分と子どもを大切にしようとしている証だと思います。

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